ちょっとの間だけ、想像してみてください。
「ゴミ」がない社会を。
「ゴミ」という言葉が無い世界では、私たちの暮らしはどのような暮らしになるのでしょうか?
「ゴミ」のない社会では、このようなことが起こるようになっていそうです。
- ・ごみがなくなるので、ゴミ処理の費用はかからない
- ・口にするものの意識が変わる
- ・野菜や外食でも心配することなく、安心、安全なものを食べられる
- ・子供は、自然と食に育まれ、食の大切さを身に付けられる
- ・高齢者の健康寿命がさらに延び、医療や保険が大幅に削減される
- ・節税されたお金は、食育に還元
- ・節税されたお金は、治安や地域社会へ還元
- ・エネルギー問題が存在しない
- ・今生ごみを処理するエネルギーが、すべて野菜を作るエネルギーにかわり、食糧問題が存在しない
- ・マイナスのエネルギーをプラスに変換する技術が発達し、本当に「大切」なものに使われる
- ・地球温暖化の問題がなくなる
- ・連鎖する大切さを知り、意識が変わる
-
・命が、次の命につながる実感がわく
「ゴミ」に溢れた社会
今、私たちが暮らす社会は、とても便利だとなぁと、思っています。 多くの方はそう思っているのではないでしょうか?
コンビニエンスストアーでは、さまざま惣菜だけでなく食材が手に入り、よくできたお弁当も手に入る。
今の社会は、「大量に生産して、大量に使い、大量に捨てるような社会」と言われています。
今、地球温暖化の問題など、地球の環境がどんどん悪くなり、このままだと、私たちのくらしや社会が大きくおびやかされていくことになると言われています。
私たちが暮らすかけがえのない環境を守り、将来に引き継いでいくためには、「野菜をつくって売るだけではダメだ」「農家の力だけでは何も変えられない」と強く感じるようになりました。
農業をはじめて感じるのは、政治や土地の問題…ただ野菜をつくる以外にいろいろな社会情勢もからんできます。
だからこそ、一人ではなにもできないことを実感してます。
でももし、これらの問題を他人ごとではなく、私たちの直接の問題と多くの人が考えるようになったら?
一人 ひとりが、これらの問題と1つ1つ向き合い、環境にやさしい取組を、今すぐに実行することができたら?
みなさんが最初に想像してくれた「ゴミ」がない世界が実現するかもしれません。
これからの未来を生きる子どもたちにとってすごく大事なことだという想いがあるからです。